いまでもWebサイトを自分で作る場合、制作ソフトの購入を考える方が多いようです。
そのためホームページ・ビルダーやAdobe GoLive、ホームページ制作王など簡単に制作出来るソフトは市販されていますが、ページ内に画像リンクを張ったり、サイトマップ内でリンク切れが起きていないかなど、結構手間がかかる作業が発生してしまいます。
また、自分のパソコン内で制作した後は公開するためにインターネット上のレンタルサーバーにFTPソフトでアップロードさせる手間もかかってしまいます。
コンテンツ数が少なければ、負担には感じないかもしれませんが、商用で本格的に運用していくのであれば、おのずと更新頻度も上がり、ページ管理が煩雑になってきます。
実際弊社でも、数件のサイト管理をアウトソーシングさせていただいていますが、更新時の画像やファイル名の確認には神経を使ってしまいます。
このようにお金をいただいている作業でも大変さを感じているくらいですから、自社で運用する場合は出来るだけ簡単に行いたいものです。
またページ作成についても、更新のたびにデザインやレイアウトを考えながら発信しなければならない状況だったらどうでしょう?
かなり大変な作業です。
開設当時は、やる気十分で更新が楽しめたかもしれません。しかし半年、一年後は‥‥。
大変な作業はおのずとおろそかになっていくものです。ましてや、運用担当者が変わったりすると、サイトの存在さえ危うくなってしまいます。
これでは訪問者が増えないのも当然です。
このように、更新されていないサイトの多くは更新の手間と、毎回のページデザイン制作といった、困難な作業循環のなかで取り残されてしまいます。
そこでこれからのサイト作りに活用したいのがCMSです。
CMS(Contents Management System)とはWebサイトを構成する各ページの文章テキストや画像などを一括管理してくれるシステムソフトウェアの総称です。
HTML、XHTML、CSSなどの言語で書かれているページを直接言語にふれることなく自動的に処理してくれるようになっています。
ブログもCMSの仲間です。
ブログを更新する際にはHTMLやCSSの知識も、まして上記の制作ソフトを使わなくても写真や文章を簡単に掲載することが可能です。例えるなら、Webメールに似た作業画面のフォームにタイトルや記事を書き込んで保存ボタンをクリックするだけで、自動的にページが生成されます。
このように作業の手間がかからないことも便利ですが、私が一番魅力を感じるのは、ページ毎のデザインをほとんど考えなくてもいい事です。
CMSの場合CSSというHTML文書に対する表示方法(見ため)等を指示するための仕様が組み込まれているため、あまりデザインを意識しなくても、一定のページが出来上がってくれるのです。
だからこそ、発信者は情報の質に集中出来るのです。多くのブログに人気が集まってくるのもそのためだと思います。
これらの点を考えるとCMSは規模小さい会社には最適のシステムといえます。
更新毎に業者に費用を支払わなくてもある程度の作業は内製化できるのです。
弊社がCMSを使って制作させていただいたお客様のほとんどが、一々更新作業を依頼してくることはありません。
Webサイトを活用していくということは、Webサイトを育てていくことなのです。
SEO対策を施し、そして訪問していただいた客の足跡をアクセス解析によって調べ、その問題箇所を見つけ出しては更新を重ねていく作業の積み重ねです。
Webサイトは常にβ版と考えて、導入時点から更新出来る環境を整えたいものです。
代表的CMS
Movable Type(ムーバブルタイプ)日本で一番のシェアを誇るスタンダードソフト
Word Press(ワードプレス) 再構築不要の軽快なフリーソフト
XOOPS(ズープス)ポータルサイトを構築できるフリーソフト