2008-02-08
その商品が使われるシーンは?
昨日デパートの地下に立ち寄ったら、お菓子売り場は若い女性客で大変な賑わいを見せていました。
私には縁遠くなってしまいましたが、今月14日はバレンタインデーなのですね。
お菓子の売上のピークは秋から冬にかけての数ヶ月ということを聞いたことがあります。
中でもクリスマスとバレンタインデーは最大のイベントですから、いかに女性に気に入ってもらえるかが勝負なのでしょうね。
インターネットの中にも、菓子店によるショッピングサイトやお菓子に関する情報が無数に掲載されていますが、先日おもしろいサイトを見つけました。
あなたのハッピースイーツライフ「kashi-kashi.com」というお菓子ポータルサイトです。
コンセプトは「街のカフェ・スイーツショップや、オリジナルのお菓子レシピ、コンビニで見かける最新のお菓子、お菓子占いなど、とにかくお菓子に関するありとあらゆる情報を、きれいな写真とともにお届けする、お菓子のポータルサイトです。」
全国のお菓子情報、レシピ、など情報が盛りだくさんで楽しめる内容になってます。
中でも「めいっぱいのスイーツ フランスの旅」という企画ではパティシエの先生と読者がグループで、フランス・パリとブルターニュ地方を中心に、6泊7日のお菓子旅行に行くというものまであります。
もともと食べ物はその土地に行かなければ味わえないものだったのでしょうが、いまではお取り寄せが発達し、日本中で食べられるようになりました。
でもやっぱり、情報発信はまず地元からということですね。
ところで、これだけのサイトを運営しているのはどこなのでしょうか。
私は大手食品メーカーか、全国にある菓子組合かとおもいましたが、実はカメラメーカーのニコンなのです。
なぜニコンがこんなサイトを運営しているのでしょうか?
見るだけでも充分楽しめる内容ですが、kashi-kashi会員になると限定メニュー・特典を受けることが出来るのです。
さらに特にお菓子好きな人は「スイーツライター」という資格を取るとサイト内に自分のページを開設することが出来、その中で自分が見つけたお菓子を、写真と共に紹介できるのです。
ライターが投稿した記事の中で、公開された記事5回で5000円のギフト券がもらえる仕組みです。
ただし単に5回投稿すればいいというわけではなく運営事務局で選定された記事だけが掲載されるようになっています。
文章内容はともかく、写真のクォリティなどが選定基準ではないかと想像されます。
記事を見ると、かなり写真の取り方が上手いのです。
(私もかつてお菓子のサイトを作った際、沢山のお菓子を撮影した事があったので。)
ページの片隅にはさりげなくメーカーへのリンクと「お菓子が美味しく撮れる撮影テクニック集」のバナーがあり、そのページでは撮影技術を紹介しています。
被写体を女性の大好きなお菓子にすることで、女性にも本物のカメラ(ケータイでは無くて)を一台は持ってもらいたいということをさりげなくなの伝えているのでしょう。
サイト全体は、売り手(お菓子メーカー)側の情報は全く無く、消費者側からの情報で構成されており、消費者参加型メディア(Consumer Generated Media)とされるWeb2.0を意識した作りになっています。
カメラ屋だからカメラの情報だけを発信するだけではなく、その先にあるシーンを想像していくことで、このようなサイトが出来上がったのでしょうね。












