2008-04-29
サイト作りに問われる顧客目線(その1)
「お客に自社サイトの存在を知らせる活動」
インターネットの普及により、現在Webサイトは企業の単なる告知媒体(電子パンフレット)とした使われ方だけでなく、会社の有能な営業マンとして見込み客を発見したり、顧客との関係を高めるための重要な役割が求められていると考えられます。
ところが、数多(あまた)あるWebサイトのどれだけがこのような役目を果たしているでしょうか?
大企業が大金を投入して作った有名サイトでも、あっという間に閉鎖に追い込まれている状況で、ビジネスで本当に成果を上げているサイトはほんの一握りなのです。
そこには、顧客目線(ユーザビリティ)を重視する配慮が足りなかったためではないかと思います。
私たちのような小資本で顧客目線に基づいたサイトを構築するにはいくつかのポイントを押さえておかなければなりません。
成功するサイト作り3つのポイント
1.お客に自社サイトの存在を知らせる活動。
2.お客に信頼され、アクションをしていただけるサイト作り。
3.サイトへの訪問履歴を確認し、訪問数や滞在時間を増やす活動。
1.の中心となるのがサーチエンジンマーケティング(SEM:Search Engine
Marketing)と呼ばれるもので、インターネット利用者の多くが利用している検索サイト(Google・Yahooなど)から自社サイトに訪問を促す施策活動全般を指します。
これを有効に行うには、まずお客に自社サイトに訪問することで、どんな情報が得られるのか利用者にハッキリ伝えなければなりません。
競合他社と比較して何が違うのか、このサイトに訪問することでどんなメリットが得られるのかなど、他人に伝えなければ誰も見向きもしてくれません。
自社の強みのことを、経営用語では「コア・コンピタンス」(他社に真似できない核となる能力のこと)といいます。
そこで私の経験ですが、サイト制作の依頼でお話しさせていただく中で、経営者自身がコア・コンピタンスを把握していないケースに出くわします。
考えていることが言葉として表現しにくいというケースはあるかもしれませんが、「SWOT分析」などの手法を使い、外部に自社の特徴を分かりやすく告知できる内容(キーワード)にまとめておく必要があります。
検索エンジンでは、各サイト内に書かれたキーワードを元に、検索結果表示の順位を決定しているといわれています。
それだけキーワードは重要なのです。出来ればキーワードはニッチなものが有効です。
例えば、「リフォーム」より「水漏れ」「詰まり」と言った具体的なものであるとか、最近では単一キーワードだけでなく、「地域名」「商品名」「サービス名」など複数の単語を組み合わせた複合キーワードが一般的です。
「ダイエット」であれば「寒天」「豆乳」「レシピ」などいくつか自社に合うものを発見していきましょう。
SEM対策は一足飛びに行うより、普段からコツコツとメンテナンスを行うことが実は一番の近道のようです。
また、インターネット上での告知活動とともに忘れてはいけないものが、名刺や、カタログへのなど紙媒体を使った接触手段です。
こちらも日頃から出会う人々に向けて、定期的な情報発信を仕組み(告知システム)としておこなうなど地道な活動が求められます。
このようにサイト作りを良いきっかけとして、もう一度じっくり自社戦略を練ることから始める事が重要です。












