先月はアコースティックギターを購入した事をお話ししました。
さて次に必要なのが楽譜です。
昭和30年代生まれの自分が口ずさめる歌と言えば’70年代のフォーク位しかありません。ただ今さら「かぐや姫」の曲を弾いても我が子にも受けそうにもないので楽譜をさがしに行くことにしました。
店頭には「ギターヒット曲集」とタイトルされたもの数冊手に取りましたが、20曲ほど掲載されていてもメロディがうかぶ曲がその中の2~3曲程度。とにかく知らない曲がほとんどです。これは世代の違いでしょうがないのかもしれません。
あきらめてこれを買うと1冊2千円程度ですから、1曲あたり千円になります。
知らない曲のCDを買ってまで練習をする気にはなれないとするとこの出費はもったいないと思いました。
その後、ネット上でも楽譜を探したところ、歌詞にコードが付けてある程度なら有りますが、著作権の問題で無料で楽譜を掲載しているサイトは見つけることが出来ませんでした。
そんなネットの中にも有償ならダウンロードできるサイトが有りました。
YAMAHAの「ぷりんと楽譜」(http://www.print-gakufu.com/)です。
「ぷりんと楽譜は、自宅のパソコンで弾きたい楽譜をいつでも購入!自宅のプリンターですぐに印刷できるサービスです。楽譜のお支払いもクレジット決済やWebMoneyなどOK。」というものです。
ギターをはじめ、ウクレレ、ピアノ、エレクトーン、バンドスコア、吹奏楽、合唱など様々な編成の楽譜(PDF形式)が網羅されています。
ギター譜だけでもソロ用、弾き語り用、弾き語り用(かんたんアレンジ)3種から自分のスタイルやテクニックによって選ぶことが出来るようになっています。
私もVISAカードで2曲分を購入。
自分に必要なものだけがたちどころに手に入ることにあらためて便利さ体感します。
ということで、楽器と譜面を手に入れることが出来たのですが、ネット時代の真の便利さを感じたのは実はここからです。
昔なら自分の弾きたい曲をカセットテープに録音しておいて、何度か聴き取りしながら自分の弾いているギターと音楽が一体になるように練習するのもですが、ネット時代は違います。
YouTube(動画サイト)でお目当ての曲で検索するとほとんどの曲を動画で見つけることが出来ます。
音楽を耳だけでコピーしたことがある方だったら分かると思いますが、演奏(テクニック)を見られるというのがどれだけ上達に役立つか。
昔はテレビでもギターの演奏を学べる番組など滅多にありませんでしたから、ライブ以外にテクニックを盗むチャンスは無かったわけです。
梅田望夫著書「ウェブ進化論」”インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞”の章のなかに書かれていた、将棋の羽生善治さんの言葉で「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということです。でも高速道路を走り抜けた先では大渋滞が起きています。」
いわゆる将棋が強くなるために必要な情報、つまり定跡研究成果、将譜データベース、終盤のパターン化や計算方法の考え方といった情報の整理は、この10年間恐ろしいスピードで進んだ。そしてその整理された情報を、わずかなコストで誰もが共有できる時代になったとうものです。
これを活用することで、アマチュアの最高峰のレベルに達することは有る程度可能になる。ただし、そのレベル同士の競争から一歩抜きん出るには別の要素が必要になるのなのだそうだ。
同じ事がギター演奏にも言えるなと思います。
ちなみにYouTubeで”CANON”と検索してみて下さい。
クラッシックの名曲パッヘルベルの「カノン」をテーマにギターのハイテクニック度やスタイル競い合っている?のが見れます。
はたして私が大渋滞の所まで達するかどうか。