インターネットの利用頻度が増えるにつれて、年々使われるハード(PCやケータイ)の種類が増え続けてきました。
そのラインナップの多さに私は食傷気味というか、もうすでに行き着いた感を持っていたのですが、最近気になる商品が登場してきました。
それが「ネットブック」です。
外観サイズ(折りたたみ時)はB5とA5の中間ほどで、ディスプレイサイズ7~10インチ程度の小型ノートPCを総称して「ネットブック」や「UMP(Ultra Mobile PC)」と呼ばれています。
その主な価格はナント5~6万円。 別名「5万円PC」とも言われおり予約待ちのヒット商品になっているようです。
これまでもそのサイズのノートPCは存在していたのですが、一番売れているA4サイズ(15インチ)のPCが10万円程度で売られているのに対し、サイズの小さいPCになるほど15~20万円と高くなっていました。
PCに関していえば「ハードの小型化=高技術=高価格」が常識になっていました。
そんな中、今年の夏~秋にかけてPCメーカー各社から低価格ネットブック一気に発売されました。
理解を深めるためにブームの火付け役であるASUS社の「Eee PC 901-X」という機種の特徴をみてみると。

・外観は(225㎜×175㎜×22.7㎜)重さ(1.1キロ)液晶サイズ8.9インチ(1024×600ドット)OS(WinXP Home)。記憶媒体としてはPCには一般的に使われるハードディスクでは無
く、SSD(Solid State Drive)という大容量メモリ(合計12GB)がその代わりを果たしています。
またユーザーは20GBのWebストレージサービス(インターネット上のハードディスクにデータを記録するサービス)を無償で利用することができる。ネットワーク接続(無線LAN標準装備)が前提となる製品ならではのこのサービスは新鮮さを感じます。
例えば万が一、マシンが故障・紛失してしまった場合も、Webストレージにあれば保護することができるわけです。
さらに「Microsoft Office」と互換性のあるオフィススイート、「StarSuite 8」が標準でインストールされており、WordやExcelの文書ファイルを閲覧・編集することができるのです。
外部ディスプレイポートが付いているので、プレゼン出張などにも重宝しそうです。
私もこれまで数種のノートPCを使ってきましたが、日常的持ち歩くのはB5サイズ(+ACアダプタ)でも苦痛になってしまいます。
だからといって、ケータイでインターネットを見たりビジネスメールを書くのも辛いと感じていたところです。
以前NECのモバイルギアという今回紹介したネットブックに近い発想のPCを使ったことがあります。

サイズは245(W)x131(D)x28.8(H)mm(小学生が使う筆箱をもう一回り大きくした程度)。
重さナント770gでハンドヘルドPCと呼ばれていました。
やはりハードディスクは内蔵されておらずOSにWindowsCEとMS-Word・Excel・PowerPontが内部メモリにインストールされていました。
実はハードディスクは非常に精密な機器で取扱に気を付けなければなりませんが、メモリが代行することで軽量化と共に多少手荒に扱っても壊れないという利点があります。(一度USBメモリを洗濯したことがありますが、今でも使えます)
また、一度、JRの熊本・博多間往復で使ったことがありますが、メモリ駆動のため立ち上がりも早く附属のバッテリが切れることも有りませんでした。
欠点としてCPUの処理能力が遅かったのと640×240ドット(8.1型)の画面でホームページを見るのが実用レベルではなかったため使わなくなりました。
ネットブックの製品選択で最も重要なことは、自分の使用目的をしっかり考え、切り捨てるべき機能を決めること。
ビジネスシーンでいつでもどこでもネット環境が欲しい、但しケータイではチョットと考える必要な人向きだと思います。
フルスペックのノートPCではないので、低価格・小型軽量化の犠牲になっている機能と自分の利用シーンの比較ということになりそうです。