中小企業のITマーケティング活用情報 44号
「クラウドを使ってみよう」
クラウドコンピューティングでは、ソフトやデータは手元のPCの中ではなく、雲の向こう側(インターネット)にあり、ネットに接続されていれば、どこからでも利用できる。

グーグルでは、ネット検索と連動した広告サービスで得たばく大な利益をさまざまなクラウド事業に投資しており、Webメール「Gメール」、Webアルバム「ピカサ」、動画共有「ユーチューブ」、その他「カレンダー」「ドキュメント」など現在30種以上のサービスを提供されている。
いずれも日々バージョンアップが行われ、ビジネスでの活用にも充分な機能が備わっている。(グーグルでは「ラボ」という実験サイトがあり、ココから新たなサービスが生まれている)
うれしいことにこのようなサービスの多くが無料もしくは低コストで利用できるので、多額のIT投資が出来ない中小企業にとっては是非ビジネスで活用したい。
私のお勧めサービスとして
■Gメール
グーグルが提供する無料のWebメールサービス。
Webメールなのでグーグルのアカウント(メルアド)さえ取得すればどのPCからでもすぐに使うことが出来る。
OutlookExpressのように特定のPCに設定する必要は無い。
これまで、ヘビーユーザーだとサーバーの容量が気になるところだが、Gメールは1アカウント7Gの容量が使えるので容量を気にする必要はありません。
受信メールをカテゴリ別に振り分ける場合Outlookなどではフォルダに名称を付け移動させるが、Gメールでは自分でラベルを付けるだけ。
受信トレイにある大量のメールから特定のメールを探す場合、ラベルを指定すれば瞬時に検索される。
また、スパムフィルタ機能も搭載しているので、例えば既存のメールアドレスで、スパムが多く届いて困っているものがあったら、Gmailに転送してみるとかなりのスパムを取り除いてくれる。
現在使っているメールソフトに慣れた方だと使い勝手に少し違和感を感じられるかもしれないが、検索会社のグーグルが提供しているという部分を理解すると、様々な機能も楽しめてくる。
■カレンダー
すでに社内ではサイボウズやOutLookなどでスタッフのスケジュールを共有しているところも多いでしょう。
グーグルカレンダーではGメールで取得したグーグルのアカウントがあれば自分のスケジュールを書き込むことができます。
カレンダーは複数作ることが出来るので、仕事、プライベート、異業種交流会などそれぞれ色を分けてスケジュールを書き込み、それを一つのカレンダーにまとめると、色分けされたカレンダーが出来上がります。
また、他人のスケジュールも自分のカレンダーに取り込んだり、他人の書き込み、アカウントを持たない相手への閲覧だけの設定も可能なので、協業プロジェクトなどに必要な共有スケジュール帳として利用することが可能です。
もちろんケータイで閲覧することも可能。
特にiPhonとの相性は良く、大変重宝しています。
(iphoneでの表示)
面白い機能として、予定記入欄から会議やイベントへの招待状を送信することが出来る。
送るだけでなく相手からの出欠、参加人数の変更、コメントを受け取ることも出来るのでコミュニケーションツールとしてもっと活用したいサービスです。
■ドキュメント
ビジネスソフトで最も使う頻度の高い「ワープロ」「表計算」「プレゼン」がオンラインで使えるサービスです。
1つのファイルを共有するのには便利。リアルタイムで共同編集もできる。
マイクロソフトオフィスの機能全てを満たしているわけでは有りません。
またネット環境しだいではやや動作が遅いと感じることもありますが、ピンポイントで利用するには充分だと思います。
グーグルではこのようなオフィス関連ソフト(Gmail、カレンダー、ビデオ、ドキュメントなど)を企業向けにパッケージしたグーグル・アップス(GoogleApps)サービスも展開してます。
個人や大学、中小企業などはスタンダード・エディションは無償で提供し、大企業用の有償版プレミアム・エディションでも1アカウント(独自ドメイン利用可)あたり6000円/年とかなり低価格で利用できます。
IT投資の価格破壊といえるサービスです。
実際、この一年のなかで大学や企業での導入がはじまっており、ますます企業のクラウド化が進行していくと感じます。
今後も他のサービスを使ったら報告します。












