2012-02-27
ソーシャルメディアで重要とされるエンゲージメント(Engagement)とは
facebookやtwitterユーザーが増えるにつれ、ソーシャルメディアをビジネス活用したマーケティングが注目や期待を集め始めています。
もともとインタラクティブな環境を得意とするインターネットがソーシャルメディアの登場によって本来のパワーを十分に発揮できるようになったのが大きい理由でしょう。
それにより、ユーザーの声が消費行動に大きな影響を及ぼしており、それに気付いた企業も消費者とより良い関係を構築し継続させていくことが自社繁栄の必須条件になると気付いたからです。
例えば、「私はあのメーカーの製品しか買わない」や「私にとってこの商品が1番」など、非常にロイヤリティの高いお客様です。
ただ「高い」「低い」とは言うもののこのような情報は、一般的に文章・画像・音声などの形式のため数値化しにくい情報(定性データ)とされてます。
そんなことで、経営の重要な資産であるにもかかわらず、財務諸表などと比べると曖昧に扱われてきたのではないでしょうか。
ソーシャルメディアのコミュニケーションの密度を測る指標として「エンゲージメント(Engagement)」というキーワードがあります。
そもそもエンゲージ(engage)とは〈人を〉引きつける, 魅する, 喜ばせるという意味があります。
また、婚約指輪のことをエンゲージリングというように「約束」という意味もあります。

facebookをマーケティングに用いる場合のエンゲージメントとは、「企業に対する愛着心」と考えられています。「愛着心」ということは、「好意を持っている」とか「満足している」というより、もっと深い思い入れを抱いているので「ファン」ということも出来ます。
facebookページにはこのような企業とファンのエンゲージメントをデータとして確認できる「インサイト」という機能があります。
利用するには、まずビジネス向けのfacebookページを準備します。そこで一定期間投稿しながらファン数を確保していきます。その後に投稿された情報に対してどれくらいのいいね!やコメントなどでのアクションが有ったのかを調べたり、その割合を確認していくのです。
例えば、100人のファンがいるページのポストに対して7人がいいね!を押し、3人がコメントを書いた場合であれば、エンゲージメント率は10%になります。ここでは、繰り返しファン数とエンゲージメント率を上げることが日々の運営作業になります。
facebookページは今後多くの企業で利用が進んでいくでしょう。
ただし、facebookページは勝手にファンが増えるものではありません。
自社サイト、メルマガ、キャンペーンなどでの告知、Facebook広告の活用、絶えず情報発信を行うための環境・組織作りなど、予算やリソースを考慮しながら出来ることから手を打っていくことが大切ではないでしょうか。
※補足説明
「キズナのマーケティング」(池田紀行 著書)では、このような企業と消費者間のエンゲージメントについて「キズナ」という言葉で定義されており、その構成要素を「信用」「理解」「ロイヤリティ」「関与」「共感」の5つとして説明されています。




















