2011-11-02
クラウドサービス体感のお薦め
amazon.comといえば、一般読者のレビュー(書評)やレコメンド広告(利用者が関心を持ちそうな情報を推薦する手法)を販促に活用するなどWeb2.0を駆使した最大手ネット通販企業で、現在は21のカテゴリー 取扱商品点数は2000万を超えるといわれています。
先日、そのamazon.comが提供するサービス「アマゾン ウェブ サービス(略称AWS)」の話を聴く機会がありました。
AWSは、アマゾンが通販で培った膨大なノウハウの1つとして派生し、2006年にスタートしたクラウドサービスです。
クラウドサービスとは、インターネット上に巨大なサーバーを設置し、ビジネス系プリケーション、OS、データベースシステムなどを利用することができるサービスのことです。
これまでは社内システムといえば、セキュリティや管理面からサーバーを社内に設置するのが当たり前と考えられていましたが、近年ネットインフラの高速・大容量化が進んだため、徐々にこのようなクラウドサービスに切り替えている企業が増えていると考えられてます。
IDC Japan(http://www.idcjapan.co.jp/)の調査では、国内のクライアント仮想化ソリューション市場規模についての分析結果として、2009〜2014年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は31.8%で推移すると予想されています。
先のAWSは、コスト削減、キャッシュフロー改善、ビジネスリスク最小化などを掲げて、ITベンダーをターゲットに推進しています。
また、東日本大震災の復興支援システムとして「迅速なシステム構築」や災害時に求められる「即応性」が非常時に対応できるとして、各省庁でもクラウドのメリットが認められてきてます。
このようなトレンドの中、私たちのような個人~小企業でも少しクラウドの利用を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
そこで、今回気軽にクラウドを体感できるDropboxというサービスを紹介します。
Dropbox(ドロップボックス)とはオンラインストレージサービスで、登録すれば2GBまで無料で使うことができます。
似たようなサービスはいくつかあるのですが、このサービスはいちいちブラウザを立ち上げる必要もなく、ローカルフォルダにアクセスするだけでデータ共有(同期)が行えるので、オンラインを意識する必要もないくらい手軽に使うことが可能です。
例えば、会社で作業しているファイルを自宅でも編集したいという場合、USBメモリやCD-Rに保存して持ち帰るか、メールで転送しておいて自宅PCで作業を続けることになりますが、DropboxをインストールしたPCに作られた専用フォルダ(Dropbox)にコピーしておくだけで、自宅PCの同フォルダに同期されたファイルを利用できます。
修正後そのままフォルダに置いておけば会社のPCのファイルも最新の状態で保存されてます。ということで、一度Dropboxを設定するとその存在すら意識することがないほどです。

このような、ファイル同期だけでなく、データバックアップツールとしての使い方も便利です。
万が一PCのファイルが破損、紛失してしまった場合でも、バックアップを利用してすぐに元に戻すことができます。
自社内にサーバを設置した場合、セキュリティとバックアップを徹底していたとして
も、今回の大震災や火災の場合データは一瞬に消滅してしまいます。
データバックアップの大切さは企業だけでなく家庭用PCでも同じです。どんなにお金を積んでも取り戻せないような家族写真は、重要な資産なのです。
このようなDropboxによるクラウドサービスの利点をあげると
1.特定のPC以外からもデータにアクセス・修正できる
専用アプリを入れておけばPCだけでなくスマートフォンからも利用できる。
2.PCが壊れてもデータ、ファイルは保存される
データ復旧サービスに持ち込んだ経験者であれば、だれでも支払い金額を聞いた時ドキッとされたのではないでしょうか。
データ喪失を防げるというのはクラウドの最大のメリットともいえます。
3.PCの容量が少なくてもデータを保存しておける
Dropboxでは無料で使えるのは2GBですが有料サービスでは50GB・100GBと増量することができます。
作業容量次第ではサービスの乗り換えも検討していきましょう。














